平成27年8月 木造住宅コンテスト2015 知事賞 受賞

 

開放感で心地よく明るく元気になる「集いの家」 自然素材に包まれた、風格漂う木の住まい

建主の「55年間この地で育てた杉をふんだんに使って、自然の風を感じる家づくりをしてほしい」という願いから始まったこちらの物件。
無垢の木を構造材だけでなく、内装材としても多用し、木の持つ力強さと爽やかな香りに包まれた住空間となりました。

建設地の風を読み取り、通風に配慮した設計を行うことで実現した風通しの良い家には、土や和紙・漆喰といった自然素材も積極的に使われており、快適性が高く、自然と寄り添って生活できる空間が広がっています。

天井のない空間づくりで、開放感と木の魅力にあふれる住環境になりました。

施主、設計者、施工者、大工(棟梁)の4者が一体となって、より良い住宅づくりを目指した結果、「木造住宅コンテスト2015 知事賞」を受賞させていただいた物件です。

 

お客様の声

想いが結実した家。朝露にかすむ茶畑が美しく、朝夕には心地よい風が家の中を抜けていきます。
夏場でもエアコンは風の無かった一日だけ使用したぐらいです。

過ごしやすい住環境のおかげで、近くに住む子や孫、母や親戚の多くが集まってくれます。
まさに、「集いの家」です。

 

匠の想い

お茶畑の中に建つ緑豊かな環境に調和するように、外観は昔ながらの母屋と納屋を併せ持つ二ツ家をイメージしました。

両親が植えて55年間育てた杉・檜を製材・乾燥させて、柱梁や内装材に使用し、他も100%かごしま材を活用しました。

自然の採光と通風を存分に活かし、土壁の蓄熱効果など断熱に配慮した家づくりを行うことで、昼間は照明を必要とせず、夏はエアコン無し、冬も短い暖房稼動で全室が暖かくなる、かごしま型の省エネ住宅です。
自然と農業を楽しみながら、長期に継承してもらえる認定長期優良住宅が完成しました。

 


TOP