「建物を解体しないで直してほしい。」
今回のリフォームでは、高齢者の住まう建物を解体しないで、2階の床の傾きと建具の開閉を直しながら長く安心して生活できるようにする為の耐震補強工事を行いました。
まず、全ての部屋を耐震補強するには、多額の費用が発生する為、耐震的に一番の問題と予想した和室二部屋を中心に工事を行いました。
建物内部を解体し、壁を剥がすと補強ポイントが現れ、予測内容との比較検討をした結果ほぼ予想通りであった為、計画図面をもとに適宜追加の補強をしつつ耐震補強を行いました。
「さらに長く大切に住み続けられる家」が完成しました。
リフォームコンクール2010 耐震補強特別賞 受賞作品です。