平成23年7月 川沿いの涼風と共に暮す いちき串木野の家

 

自然の風を取り込む自立循環型住宅

東シナ海に面しすぐそばに五反田川、裏には山林と、自然に大変恵まれた敷地。

今回の計画のコンセプトは「家にいながら外にいる。外にいるのに家にいるような」「室内と室外の一体感」でした。
これは木陰でゆっくりする時間が好きだという住まい手との対話から浮かび上がりました。

今回の設計では自然風をいかに取り込むかが最大のテーマでしたが、
完成見学会を実施した際は、大変爽やかなエアコンいらずの涼風が室内を吹きぬけ、見学客にも住まい手にも大好評でした。

 

鹿児島木造住宅コンテスト2011 県知事賞

地域住宅計画2011 奨励賞

 

 

お客様の声

鹿児島は暑いけれど、自分たちはエアコンはあまり好きではありません。

だから出来るだけ自然に風通しの良い家だったら良いと思っていました。

展示会の時と引越しの時に家族と少しだけ新居で過ごしましたが、子供達が元気に内の中と外で遊んでいるのを見ると、大変嬉しくなりました。
全て鹿児島の木材で、木を伐採する現場を見学したり、県内で初めてのCO2 認証書を頂いたりもしました。
妻もオリジナル製作のオーダーキッチンを大変気に入っています。

今まで住んだアパートよりもっと楽しい生活が出来そうです。作り手の皆様には、もっともっと努力してお客様に喜ばれる家を造り続けて下さい。

 

匠の想い

「環境に良い家づくりは、地域の木材を使うことである」がスタートでした。
しかし、設計を詰めていくと共に自立循環型住宅の設計を勉強し、建物に取り入れていった事により、より自然に自然エネルギーを取り入れ、より環境にやさしい家づくりが実現できるのだと確信した1棟でした。自然風の取り込みについては満点以上の評価だと思います。

 


TOP